中国BL・原作小説『魔道祖師』藍忘機×魏無羨のキス・ラブシーンまとめ

BL作品

中国BLの金字塔『魔道祖師』ですが、遅れながらどっぷりハマってしまいました。魔道祖師の実写ドラマ『陳情令』から始まり世界的な大ヒット作品ですが、アニメとドラマと共にあくまでブロマンス作品として描かれ原作のBL要素は省かれています。(中国はBL作品の規制が強いんですよね…!)

アニメとドラマはブロマンス(知己)作品としてまた違うキャラクター同士の繋がりを感じ胸熱なところがありますが、二人のラブシーンがもっと見たい!!という方は原作小説がおすすめです。

こんな壮大な世界の中でここまでやってくれるんですかというほどの藍忘機(らん ぼうき/ラン・ワンジー)×魏無羨(ぎ むせん/ウェイ・ウーシエン)のラブシーンをまとめました。

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ネタバレ・女性向け要素を含みますのでご注意ください!

藍忘機×魏無羨のキス・ラブシーンまとめ(※ネタバレ)

魔道祖師1巻「酔っ払い藍湛」

魔道祖師 1

[著]墨香銅臭 [翻訳]鄭穎馨 [画]千二百

魏嬰に酒を飲まされて、酔っ払った藍湛。いつも品行方正で無口な藍忘機はお酒を一口飲んだだけで酔っ払ってしまいます。魏嬰と温寧の距離の近さに子供っぽく押しのけようとしたり、顔には出ないものの靴を逆に履いてしまったり。

あまりにも普段と同じで顔の出ない藍湛に魏嬰はいつも通りの調子で話していると、突然胸に抱き寄せ自分の鼓動を音を聞かせます。酔っ払った藍湛がここまで素直になっていつもより言葉が奔放になることが面白くなった魏嬰は何かいたずらをといくつか質問に答えます。

素直に質問に答えていく藍湛に自分の事をどう思っているか尋ねると「私のだ」と熱い視線で返されます。自分が抱えていた藍湛の刀「避塵」のことを思ったのだろうと、刀を持ったまま部屋のあちこちを歩き回りますが熱い視線はぴったりと離れずに追ってきます。

そして真っ直ぐに見つめられ「……欲しい」を手を握られ、自分に向けた言葉じゃないにしても彼の口からその言葉を聞かされると力が抜けてしまった魏嬰。

そして続けてなぜ自分の正体に気づいたのかを尋ねると、そのまま亥の刻で就寝時間になった藍湛は呪縛の術で魏嬰を固まらせたまま一緒に眠りにつきます。

翌日何があったか思い出せない藍湛の内心慌てた様子がずっと可愛いです。

酔っ払い藍湛回以外にも二人の出会いの話や再会の話もドラマやアニメにはない藍湛の魏嬰への13年間の想いが詰まっているのでずっと思っていたことが伺えます(愛しい……)小藍湛は魏嬰を意識しまくりでとにかく可愛い。兄上もずっとその様子に気づいて見守っていて愛おしい。ドラマとは違い現在と過去を行き来するので、なぜ魏嬰がなぜ命を落としたのか、なぜ藍湛が13年間も彼を思い続けたのかはまだ描かれていません。とにかく藍湛の魏嬰を絶対離さないという意志が感じられる1巻です。過去編がとても平和で泣けてくる()

魔道祖師2巻「抹額の意味」

魔道祖師 2

[著]墨香銅臭 [翻訳]鄭穎馨 [画]千二百

こちらはドラマでは描かれなかった2回目の酔っ払い藍湛回。

また本音を聞き出そうと魏嬰は藍湛にお酒を飲ませます。酔って眠っている好きに魏嬰は温寧を呼び出しどこかに身を隠すよう声をかけますが、起きた藍湛に見つかりまた跳ね除けられます。

温寧は立ち去り魏嬰はまた質問になんでも答えてくれるのか確かめるように抹額を外すよう尋ねてみます。するとなんの躊躇もなく外し、あろうことか魏嬰の両手を纏めて縛り、ゆっくりと結び目を作り始めました。

そしてこの様子を誰かに見られたらまずいと声をかけますが、何を思ったのかそのまま藍湛に引っ張られて店の中にいる後輩たちの前に連れていきます。

みんなの手本となる含光君が抹額を外し、その上莫玄羽(魏嬰)を縛っているという信じられない光景にざわつきます。どうにか誤魔化そうとしますが、そのまま藍湛に宿の個室に連れて行かれます。

まさかの鍵までかけて机で扉を塞ぐという確信犯ぶり(笑)魏嬰の口を手で塞いできますが、魏嬰が下でちろっと舐めてやるとたじろく藍湛。それを拭こうと近づくと藍湛は逃げ回り追いかけっこのような状況に。魏嬰は我に返り追いかけっこを止めようとしますが、まだやりたかった様子の藍湛に笑が止まりません。姑蘇藍氏では大声や遊びや走るのが厳禁だったため、子供の頃にこんなふうに遊んだことがなかったんだろうと付き合ってあげることにします。

「一回捕まるたびに、またお前を舐めるからな」と魏嬰は追いかけますが、突然藍湛の足が止まり彼の縛られた両腕を首にかけ自ら捕まりにいきます。

また手にキスをされたいのかと口づけをしますが、「もう一回だ」とまた追いかけっこがはじまりわざと捕まりに行きます。

また手にキスをしながらどうして自分が魏無羨だと気づいたのか問いただすと距離が近くなり、藍湛の唇を見ているうちに思わずキスをしてしまいます。そのまま我に帰りますが、藍湛は魏嬰ではなく自らの額を思いっきり叩きそのまま気絶させるのでした。

後日後輩から抹額の意味を聞かされ、(※抹額は自分と両親、伴侶以外の人に触らせてはいけないことになっています)何度も藍湛の抹額を触っている魏嬰は顔が赤くなったり青くなったり慌てふためくのでした。

現世での初めてのキスはこの回になりますが(※藍湛は記憶がない)実はファーストキスは過去にあったことを知るのか次巻。2巻は徐々に過去編が描かれ藍湛が魏嬰になぜここまで愛執するようになったのかが明らかになっていきます。玄武編はやっぱり胸熱です。

魔道祖師3巻「目隠しファーストキス」

魔道祖師 3

[著]墨香銅臭 [翻訳]鄭穎馨 [画]千二百

当時20歳だった魏嬰と藍湛の初吻のお話。百鳳山(蘭陵金氏主宰の狩猟大会が行われた場所)では常に邪祟や妖獣が絶えない場所を一箇所に集め大規模な巻狩の大会が数多く開催されていました。

盛大な入場に馬で入場する催し、大勢の女性修士たちは花を投げることで愛慕の意志を表す風習があります。藍氏の入場が始まり、観猎台から花の雨が降ります。藍湛はその背後から不意に花を一輪投げつけられ受け止めると、その相手は魏嬰でした。いつものように魏嬰はからかいますが、理由は藍湛を綺麗だと思ったから(エモい……)

雲夢江氏の入場には師姉が魏無羨と江澄の2人にニ輪の淡い紫色の芍薬の花を投げます。その花を胸に胸元につけて大会に参加します。

魏嬰は蘭陵金氏から挑発され、にっこりと微笑むだけで挑発には乗らなかったものの、目隠しをした状態で巻狩に参加することに。そして大会中、百鳳山の山奥で木の枝で陳情を吹き、目隠しをしたままうたた寝していると誰かが近づいてきます。

その頃恐れられていた夷陵老祖に近づき、そのまま手首を掴まれて木に押さえつけられそのまま口づけされ目隠しを外そうとしてもどうやっても抜け出せない。しかし相手の唇が微かに震えてることに気づき抵抗する力を緩めます。

魏嬰は今目隠しを外してしまうと相手(おそらく女性)が恥ずかしくて決まりが悪いかと、そのまま遠慮がちに何度も重ねます。どうすればいいか考えていると突然荒々しく濃厚な口づけに次第に意識が朦朧としてきます。ようやく我にかえり目隠しを外しますがどこにも人の姿などなく足の力が抜けてしまい、そして胸に刺した花がなくなっていることに気づきます。

その後、木に拳を打ち付けた落ち着きのない藍湛に出くわし、藍湛はキスなんてしたことないだろうといつものようにからかいますが冷え切った表情に覆われるのでした。

ちなみにファーストキスの相手は4巻のラストでバレます(笑)

魔道祖師4巻「忘羡」

魔道祖師 4

[著]墨香銅臭 [翻訳]鄭穎馨 [画]千二百

藍忘機が自分のことをどう思っているのかちゃんと聞き出したいと藍忘機にお酒を飲ませます。藍忘機は酔うと魏無羨に従順になります。しかし酔った藍忘機は鶏小屋から鶏を盗もうとしたり塀に落書きをしたり普段の藍忘機から考えられない子供のような行動を起こします。

その前に魏無羨は故郷の蓮花塢で懐かしい場所を見せながら子供の頃の思い出話をたくさん聞かせ、その話を酔いに乗じて無作法な行動を起こしている様子。魏無羨は藍忘機を宿に連れて帰り汚れてしまった身体を洗ってあげようと風呂に入れてあげます。

魏無羨は酔った藍忘機に対してささやかな軽率な悪戯をしますがその反応から理性を奪われ藍忘機のある部分に触れます。言うことを聞かなくなった体は藍忘機に強く引き寄せられ風呂桶の中でピッタリとくっつくように口づけを繰り返します。

酔った勢いでそのまま寝床で押し倒される魏無羨。いつも雅正で落ち目正しい藍忘機とはにっても似つかない荒々しさと激しさに驚きながら、さらに魏無羨は煽っていきます。

そのまま二人で体の下のある部分に触れ合いながら達してしまいます。しかし、酔いが覚めてしまった藍忘機に突き放され、自分がしでかしてしまった取り返しのつかない過ちに罪悪感を覚えるのでした。

愛を誓い合う忘羨

過去の謎が紐解かれ藍忘機がどれだけ魏無羨を思い続けていたかを知ります。蘇った夷陵老祖を討伐するため四大世家が再び決起する中で藍忘機と魏無羨はお互いの想いを打ち明けます。

全てが終わり帰路で魏無羨はロバの上から身を乗り出して藍忘機にキスをします。何も言わない藍忘機にいつものように煽っていくと言い終える前に藍忘機から先ほどと同じところにもう一度口づけをします。

ロバから降ろされ煽った言葉のように地面に押し倒され唇を奪われると、魏無羨はこの感じに覚えがあると、過去に目隠しをされた状態でキスをした相手が藍忘機であったことを知ります。

その頃から自分を思ってくれていたことに嬉しくてたまらなくなり、さらに藍忘機を煽りそのまま野原で体を重ねます(※かなり濃厚です

藍忘機は火がつくと普段の彼から考えられないほどの愛執を発揮します。

番外編

これは同人誌…?と言われるほどの濃厚な二人の営みが見られる4巻に収録された番外編。初めて読む方には刺激強めな濃厚な内容となってます(ありがとうございます)最後の最後まで仲睦まじい二人の様子に謝謝。

香炉

雲深不知処の蔵宝閣から古い香炉を見つけた魏無羨。香炉を嗅いでみてもこれといった不審の様子はなく、日を改めて調べようと眠りにつきます。

しかし目から覚めると現世ではなく前世の姿になっていた二人。幻覚なのかはわからないが、怨念は感じなかったためとりあえず状況を確認しようと歩き出します。そして小屋の中で前世の藍忘機を見つけるがこちらの姿は見えない様子。その様子は魏無羨が夢の世界のことで、魏無羨と藍忘機が隠居して野山に移り住んで、魏無羨は外に狩りに行って畑を耕し、藍忘機は家で機織りをしながら食事を作り留守番をするといった取るに足らないささやかな日常でした。

そのまま歩みを進め、雲深不知処の蔵書閣へ向かうと15、6歳ほどの藍忘機と魏無羨の姿が。それは魏無羨が藍忘機に春宮図(春画)を見せ喧嘩する様子でした。しかしその頃の記憶と違い藍忘機の怒りが収まらず、魏無羨の「俺がああいうこと教えてやろうか?」という煽り文句に無理やり抹額で魏無羨の腕を縛りそして書かれた春宮図(男同士)が目にとまりそのまま藍忘機は魏無羨に強引におかされます。

それは藍忘機の夢の中らしく、様子を見ていた現世の二人は興奮した様子で若き日の二人の行為を見ながらおっぱじめます。魏無羨はこの頃から自分をそう言う目で見ていたことが嬉しかった様子でどんどん煽っていき、言葉の通り死ぬほど犯されるのでした。(※濃いシーンが大ボリュームです)

現世の魏無羨×前世の藍忘機

翌日は香炉の効果がなくなったものと誰かが間違って触れないように仕舞い込みます。しかし魏無羨はまた幼な日の夢の中で15、16歳の藍忘機の姿を目にします。藍忘機は幼な日の魏無羨からもらったウサギを抱き抱え兄の藍曦臣に飼うことを頼み込んでいる様子でした。

どうにか了承を得て兄がその場を後にして小藍忘機の優しさに満ちた表情に、現世の魏無羨はうずうずして我慢できなくなり小藍忘機に近づきます。

藍忘機はどうやら魏無羨の姿が見えるようで、見たところ20歳あまりの姿に驚いた様子。魏無羨は自分達は数年も経てば夫婦(道侶)になることを伝えるが信じず、話せば話すほど険しい表情になっていきます。

一度目を覚ますが、翌日も香炉の効果は切れずまた夢の中で17、8歳ほどの藍忘機に出逢います。藍忘機は剣(避塵)を突き出しますが何度かやり合いますがあっさり交わされ胸元に呪符を張られ硬直します。

そのまま 現世の魏無羨は「強姦」と硬直した藍忘機の大事な部分を扱い、喉深くまで飲み込みます。そしてあろうことか彼の剣(避塵)の柄で自らの中を抽挿を始めます。

そのまま血走った藍忘機に乱暴に責め立てられます(その後も続きますが小説でお楽しみください。)

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ラブシーンが聴ける魔道祖師ラジオドラマ

アニメとドラマはあくまでブロマンス(友情)として描かれているため彼らのラブシーンは見られませんが、原作に忠実なラジオドラマはキスシーンやラブシーンが聴くことができます。

ただいま2期の後編まで販売されていますが、もしかすると3期で彼らのその後のラブシーンが聴けるかも…!?と楽しみでなりません。

ラジオドラマは主に現世の彼らの物語が描かれているため、より藍忘機の魏無羨への20年間の想いと絶対に離さないぞ!と言う意志が感じられて涙なしでは聞けません。ちなみに13年越しの再会のシーンも、アニメやドラマ以上にロマンチックに描かれています。駆け寄り絞り出したような声に号泣。

ちなみにラブシーン(酔っ払い藍湛)は1期の10話と2期の4話で聞けます。日野藍湛の「私のだ」の破壊力よたるや…他のストーリーも豪華キャスト・レジェンド揃いなので感動しぱなし。個人的には原作に沿った展開のラジオCDが最も推せます。

ちなみにラジオアプリ「mimi」で3話まで無料で聞くことができます。再会シーンが大号泣なのでぜひ聞いてみてください!

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ラジオドラマのネタバレ感想はこちら

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