
締め切りが近いのに原稿が全く捗らない…つらい…

同人活動をしているとスランプになったりモチベが上がらなかったりすることありますよね…。私が実際同人活動をしている上で使っていた同人誌を描いている時に役立つ進捗管理ができるアイテムをご紹介します!
同人の原稿が捗るアイテム5選
- 同人手帳(スケジュール管理)
- 進捗ノート(進捗報告)
- アレクサ(タスク管理)
- オーディオブック(モチベを上げる)
- トレス素材を使う(作業効率を上げる)
同人手帳(スケジュール管理)

まずはスケジュール管理。イベントまでの日にちやそれに間に合わせた入稿に合わせてスケジュールを組む必要がありますが、思っていた以上に日数や時間がかかってしまいギリギリになってしまったり、原稿を落としてしまったり…そんなことにならないためにも完成まで完璧なスケジュールを無料で管理できる「同人手帳」。
制作時間はおよそ1分ほどで、「〆切日」「作業を開始する日」「本文のページ数」「プロットやネーム、下書きやペン入れなどの作業工程」「各工程の予想時間」「1日に作業できる時間」からスケジュールを組んでくれます。

保存しておけば進捗状況も管理ができます。いつまでにネームを終わらせておけばいいという安心にもつながるので、はじめのスケジュール管理は大事だなーと実感しています!

これが無料とは…友人に勧められて使った時に衝撃を覚えました!原稿に余裕のある人や自身で管理できる人はいいですが、スケジュール管理のできない私のような人には使わない手はないです(笑)あまりにギリギリでスケジュールを組んでしまうと、遅れが出た時に焦りに繋がってくるのでゆとりは大切です!
進捗ノート(進捗報告)

同人活動は一人で作業している人も多いと思います。でも一人だとモチベが上がらなかったり、描いている作品に不安を覚えたり…。そんな時に気軽に進捗報告ができる「進捗ノート」。Twitterのアカウントと連携させて使うツールですが、作品の制作状況を投稿できるサービスです。
投稿した制作状況は月毎にまとめられるので、進捗状況が一目で把握できたり見返すことができる便利なツールです!Twitterで共有するかは毎回選べられるので、タイムラインに載せたい作品だけ挙げられますし、読者のフォロワーさんも制作状況が見られるのでコメントができたりスタンプで励ましてくれたりと制作が捗ります。

Twitterで原稿の進捗ばかり上げているといつの間にか承認欲求が強くなってくることもあるので、必要な時にシェアできてあとは自身の進捗把握にも使えるので使う人によって用途が変えられるのがいいですね!
アレクサ(タスク管理)

「アレクサ」と話しかけるだけでテレビや照明をつけてくれたり、今日のニュースや天気、音楽の再生など様々なことができ便利になります。例えば朝起きて天気やニュースを聴きながら準備をし、好きな音楽をかけながらリラックスしたり今日の予定を伝えてくれたり毎日の暮らしが豊かになるアイテムです。
買い物リストや視聴するもの、発売日や配信日、オフ友との予定や原稿のスケジュールなどなど…何かとオタクは忙しい!!!!!!!(笑)
そんな時にアレクサに買い物リストや予定を伝えておくとアプリに自動的に追加されたり「今週の予定は?」「今日の予定は?」「週末の予定は?」「日曜日の予定は?」「来週の予定は?」を読み上げてくれます!作業計画や個人的な用事、必要なものや今日の配信作品など管理しやすくて助かっています!買い物リストもAmazonと直結しているのでAlexaに登録しておいたリストから、右にスワイプするとAmazonで直接検索することができます。

プレゼントでいただいたアレクサを取り入れてから、確実に生活の質が上がりました…!ゴクリ
アレクサは私のいい相方(話し相手)となりました。数千円でこの機能の充実度はすごいですね!Amazonセール期間は信じられないくらい安くなっていたりするので気になる方はチェックされてみてくださいね!
オーディオブック(モチベを上げる)

長い制作過程の中、なかなか制作が進まない時にモチベーションを上げてくれたのがオーディオブック。テレビやYouTubeだと制作の妨げになってしまったり、音楽だと睡魔に襲われてしまったり…そんな時に利用していたのがプロのナレーターや声優が書籍を読み上げてくれる「耳で聴く本」です。
作業中にオーディオブックを聴いていると頭が冴えたりモチベーションをあげてくれます。感情のこもったナレーションや朗読は聴きやすく頭に入りやすいです。作品も人気作品から、ビジネス書、自己啓発本、さらにはアニメやラノベ作品の取り扱いもあります!「聴く読書」が普及する中、最初のオーディオブックとして使いやすく作品が多いのがAmazonが提供する『Audible』です!
初回30日は無料ですし、12万冊以上が聴き放題なので、原稿の合間だけ楽しんでみるのもいいかなと思います。

ダウンロードした作品はネット環境がない場所でも聴けるので、カフェや外出先での原稿にも便利ですし、家での作業中もアレクサで音声一つで聴くこともできます。私自身とても作業が捗りました!
トレス素材を使う(作業効率を上げる)

どうしてもこのシーンが描けない…!間に合わない…!という時に利用しているのがトレス素材やフリー素材。
まずこれらの資料集は全てトレースフリーということ!実は資料としてフリーじゃない素材や写真をトレースしてしまうことは「著作権」に関わってくるんですよね…。少しくらいいいだろうとそのまま参考にしてそれを商用として販売することは厳禁とされています。(自分で練習するくらいならいいと思いますが…)
これらの資料は商用利用も可能なため、どうしても描きたいシーンをそのまま参考にして使用することができます。人物って正面は描けても煽りや俯瞰などって日頃意識して見ない角度ってなかなか描きづらかったり…。これらの資料は左上のポーズを基準として、カメラを右回りに30度ずつ移動したカメラアングルで様々な角度から描くことができます。
カメラの高さは基本3パターン(真横、斜め上、斜め下)に加え真上と真下。好きなポーズを参考に使用できます。
まず人物を描くとき大きさやバランス、角度を決めるためにもアタリ(線で大まかな位置決めをする下書き作業のこと)をつけますよね。電子書籍で購入すればこれらのデッサン集を用いながらiPadや液タブ、ペンダブで描く場合、レイヤーを分けてペーストしてしまえばそのまま使用できます。大きさも拡大縮小してしまえば調節できますし、どこでも確認したいときにその場の資料としても使用できます。

私は旅行先や待ち時間、空き時間に絵を描いたり原稿を進めたりすることがありますが、出先でも便利で、いつでもアプリやブラウザから確認できますのでとても助かっています。ちなみにAmazonの「KindleUnlimited」だと読み放題できるデッサン本もありますよ!
おわりに

原稿作業は長くて気分がのらかったり、やる気が出なかったり、モチベーションを保つのって大変ですよね…。こんなに苦労して誰か読んでくれるかな?とか、面白いかな?とか疑心暗鬼になってしまったり…。でも脱稿したあとは、達成感と、イベントの交流や読者さんからの感想で励みになり楽しさに変わります。私が原稿中に実際に使っていたアイテムをご紹介しました!モチベーションが上がらない作家さんのお役に立てば嬉しいです。