BLアワード2022年Bestコミック賞1位に選ばれた、治癒力を持った青年と短命の「覡様」という宿命を背負った戦巫女のファンタジーロマンス作品です。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください!
夜明けの唄をお得に読む方法

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前回までのあらすじ


[著]ユノイチカ
エルヴァは他の覡が子供のままなくなっているのにも関わらず、自分だけアルトに愛されすくすく大人になっていることに罪悪感を覚え許されないと思っていました。
しかし、アルトと抱き合うことがあんなにも満たされた気持ちになり、自分が大人になっても誰も責めないことはわかっていました。
アルトはエルヴァの元に駆けつけるのですが、つらいとか苦しいとか悲しいとか言えないエルヴァが少しずつ変わってきている様子に様々な感情やしがらみにストップをかけてしまうのだとエルヴァの肩を抱き寄せます。
そんな中、大巫女はシヨンにアルトとエルヴァを引き離すように頼み込むのでした。
夜明けの唄15話あらすじ


[著]ユノイチカ
マニエリがだいぶ回復し、1ヶ月ぶりに村に戻ってきたアルトは休んでいた分工房で人一倍働きます。マニエリの元に戻ってくるとエルヴァと添い寝をしている様子にアルトは驚きますが、マニエリが人肌がないと眠れないと仕方なく一緒に寝ている様子。
マニエリは眠っているところアルトはエルヴァに口づけをしますが、エルヴァはまだ自分の中で葛藤します。
後日、レティ達(外の人間)がなぜこの島に来たのか、保留になっていた話をすることに。マニエリを生かしてしまったことで覡による島の安全のバランスが崩れ始め何をするつもりなのか…。
島の地図を見ながらマニエリがいた場所、現在地、覡達の居場所を確認しますが、北には立入区域となっており外界と通じる港があると言います。
すると東の覡、ラウナがみんなが集まっている場へ姿を表します。エルヴァに協力したいから会いにきたとラウナは話しますが、同じ覡とは言えどやすやすと信じることはできず親兄弟のため修道院の言いなりにならざるを得ないからと警戒をするエルヴァ。
しかし、マニエリの居場所も外の人間のこともエルヴァとアルトが恋仲であることも知っているが修道院には何も言ってないから味方だとラウナはみんなの話に入ります。
島には閉ざされていない北に港があること、領主の一存で外界とのやりとりがあるということ、黒海は島の人間以外襲わないこと、そしてレティの家はなぜ領主に従わざるを得ないのか。
この島が領主の希望通り鎖国状態でいられるよう計らい、世界地図から消されているということ。だから外に人間はこの島の存在を知らず、黒海は島民だけ襲うこの領主が持つ絶対的な力の正体を暴きこの島の体制を変えたいとレティ話します。
その謎は大御子だけが触ることのできる資料がごっそり抜け落ちた記録があり、そこに何かあったんじゃないかと踏みます。
ラウナは帰り際にアルトに島の人間なのになぜ彼だけ黒海に襲われずエルヴァ達の痣を癒すことができるのか何もの中のかを尋ねます。
島の外にはここよりずっと進んだ知識や物があり、外から見ればわかることがあるかもと、しかし1週間離れただけで墨痣が広がってしまうエルヴァを置いてはいけないとアルトは考えながら自分が何者なのかそのラウナの言葉を思い出すのでした。
夜明けの唄16話あらすじ

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幼い頃おじい様は金髪ながら、自分は赤毛で、両親が事故死をしおそらく肌や目の色が原因でおじい様が殺してしまったのだと思っていたレティ。
今は修道院から派遣され各地の覡の様子を見守っているレティでしたが、祖父母世代は覡を怖がりながらも貢ぎ物はちゃんとしていたものの、現在では使いかけやお粗末な貢物に腹を立てるダナ。気に入らないものは交換してもらうとレティは宥めますが、ダナがラウナを思って怒る姿を見て何も言えないレティはこの家に生まれて何の不満があるのかと思うところがある様子。
場所は変わり、だいぶ動けるようになったマニエリに任せて小屋を離れるエルヴァ。島の領主のシヨンの元に訪ねてきます。エルヴァはシヨンが修道院の運営や方針にはどう関わっているのか尋ねます。外に出ようと、自慢の庭を案内されます。シヨンは修道院の今はほとんど関わっておらず、今は最終的な報告をあちらから貰うだけだと、今はエルヴァとアルトの同性愛な関係について大巫女様がたいそうお怒りだったと話します。
罰があるなら自分だけにしてほしい、自分が誘ったのだと顔をこわばらせるエルヴァですが、聖書の教えにそむいてどんなふうに誘惑したのか問い詰められ納屋に入っていきます。
過去、同じように納屋で身体をさわらせたことを閉じ込めていた嫌な記憶がシヨンのせいで生々しく蘇り、気分が悪くなってしまうエルヴァ。
納屋を出て覡の現状や黒海のことをどの程度知っているのか話を続け、黒海はただ人を襲い命を奪うだけでなく、身体を欲しがっている人には乗っ取ることもできることを知っていたシヨン。
それでいてこの真実の隠蔽による不都合はないと何もしようとしないシヨンに、こんな状況でさえ自分だちと黒海の戦いを見ているだけの傍観者でいることに感情を乱されるエルヴァでした。
夜明けの唄15話・16話ネタバレ感想
毎回すごくいいところで終わるので次回まで待てない・・・・・!!
アルトが最近、ところ構わずちゅっちゅしてくれるのでかわいいな〜と思いながらしっかりマニエリにバレていたり周りに二人は恋仲であることをカミングアウトされたり周知されているのがこれまた愛おしい。。
島の謎が徐々に明らかになっていますが、展開が壮大すぎて本当にBL漫画ですか…??(何度め)
一つ一つ表情を読み解きながら話を進めると、アルトの葛藤にどうしたってエルヴァを置いてはいけないのに外の世界で謎が明かされないと前に進めないという焦ったさ…!!もうこれ以上離れないで!!と言いたいところだけども!!
やっぱり毎話毎話の読み応えと満足度が高い作品ですね。大好きです。